肌の再生医療

肌の再生医療
再生医療という言葉は聞かれたことがあると思います。
再生医療とは、自然には再生できない細胞や組織、臓器を再生させ、機能を回復させる先端医療のことですが、いろいろなタイプの細胞を使って、臓器や薬などさまざまな研究が実施されている最先端の医療です。この数年の間に完治が困難であった病気も再生医療を応用することで完治できる時代へと向かうことは間違いありません。私たちのように形成外科、美容外科という診療科からすると再生医療にはあまり関係ないと思う方もお見えになりますが、皮膚の再生医療については日本でも古くから臨床研究されてきた経緯があり、私たちも火傷や皮膚疾患などに再生医療を使った治療を数多く経験しています。
肌の再生医療とは
肌の再生医療とは、文字通り「肌」を再生させる、つまり若返らせるということを主な治療目的としている再生医療のことです。
肌の再生医療には大きく分けて2つの治療法があります。一つは表皮、角質層を再生させるための再生医療、もう一つは真皮層を再生させるための再生医療です。
特に当院では、肌細胞「線維芽細胞」を使った肌の若返り治療において20年以上の研究実績を誇ります。
再生医療とは、自然には再生できない細胞や組織、臓器を再生させ、機能を回復させる先端医療のことです。当院で行っている再生医療というのは、ここでいう細胞を用いた再生医療です。用いる細胞は「線維芽細胞」と呼ばれる肌の真皮層にいる細胞で、肌の中でコラーゲンの再構築やヒアルロン酸を作り出すことができる唯一の細胞です。
当然、細胞というのは自然には再生できないので、細胞培養と呼ばれる特殊な環境下で細胞を増殖させて肌に移植します。移植した線維芽細胞はコラーゲンの再構築、エラスチン、ヒアルロン酸を生成し、衰えた肌の機能を回復させるのです。