肌の若返りで大切な事、知っておくべき肌のこと

肌の若返りで大切なことがあります。レーザー治療やレチノールを使った肌の若返りが注目されていますが、これらの働きは全て線維芽細胞が大きく関わっています。
線維芽細胞というのは、お肌の真皮層にいる肌細胞の一つです。線維芽細胞のコラーゲンを作る働きには3つの性質があるとお考えください。
- TYPE-A:コラーゲンにくっついて常によく働く線維芽細胞
- TYPE-B:コラーゲンにはくっついているが働かない線維芽細胞
- TYPE-C:劣化・老化した線維芽細胞
一つは、コラーゲンにくっついてコラーゲンが劣化したら、コラーゲンを壊して新しいコラーゲンを作り出す線維芽細胞(TYPE-A)。コラーゲンにくっついてはいるものの働かない線維芽細胞(TYPE-B)。そうして紫外線や加齢によって弱ってしまった、衰えてしまった線維芽細胞(TYPE-C)です。
若々しい、ハリ・弾力のある肌というのはTYPE-Aの線維芽細胞が豊富に存在しています。ハリや弾力が衰えた肌というのはTYPE-B、TYPE-Cの線維芽細胞が増えてしまっているのです。
肌の若返りで必要なのは、TYPE-Aの線維芽細胞を増やすことです。よく働く線維芽細胞が増えれば肌のコラーゲンが増加し肌にハリ・弾力が戻ります。レーザー治療で肌の弾力やハリ感がアップするのは今ある肌細胞を活性化させることによって得られる効果です。
PRPや成長因子の注射というのも同じで、今ある肌細胞「線維芽細胞」をTYPE-BをTYPE-Aに変えることによって肌が若返るのです。
しかし、肌細胞そのものが少なければ若返り効果が少なくなってしまうということは容易に想像できるでしょう。大切なのは単に肌細胞を活性化させるだけではなく、細胞そのものを増やすことが必要なのです。そのため肌の再生医療「線維芽細胞移植術」は何よりお勧めのアイジングケアなのです。肌の若返りに関して言えば、線維芽細胞が絶対的な役割を担っているのです。
ここでは具体的な線維芽細胞移植術の方法についてご紹介しています。是非、参考になさって下さい。