セルバンクに肌細胞を預ける。そうして将来の肌の若返りに利用する

セルバンク
セルバンクとは、あなたの細胞を抽出し、保管する細胞の銀行のことです。預けた細胞は10年先、20年先に肌の若返りのスキンケアとして効果的に使うこともできますし、現段階での肌の若返り効果のために使うことができる画期的なサービスです。
細胞を預ける意義
誰だった生きていれば細胞は分裂を繰り返しています。細胞の分裂というのはいわゆる老化と同じこと。分裂を止めることができれば良いのですが、体の中で細胞の分裂を止めることなんてできません。セルバンクはそれを実現することのできるシステムなんです。
あなた自身の皮膚片を採取し、その皮膚片から肌細胞「線維芽細胞」を抽出します。そうして抽出した線維芽細胞を細胞培養の技術を使ってセルバンクに預ける分だけの細胞数まで増やし、その細胞をセルバンクに預けます。
セルバンクに預けた細胞は-196℃という特別な環境下で保管するため細胞は分裂することなく、完全に眠った状態で過ごすことができるのです。
細胞を預けるということは老化を止め、採取したときのままの状態で半永久的に保管することができるので、老化が進むことはありません。時計の針を止めたまま時間を進ませることができるのです。
例えば、36歳でセルバンクを利用したとして、20年後の56歳の時預けた細胞を引き出して使うことができるのです。しかもその時に使用する細胞は36歳のときの肌細胞ですから、当然、56歳の今よりもしっかりと働いてくれるのです。
セルバンクを利用し、細胞を預けるということは非常に意味のあることなんです。
セルバンクの仕組み
セルバンク利用のメリット・デメリット
セルバンクのメリットは、通常であれば年を重ねれば肌細胞も分裂を繰り返し、確実に老いてしまい働きそのものが低下してしまいます。しかし、セルバンクに預けた肌細胞は採取した時の状態のまま半永久的に眠らせて保管することができ、数年後、十数年後に取り出して使用することができるということです。
- 何度も皮膚の採取が不要
- 採取した年齢での細胞を保存
- 容易に利用しやすい
- 細胞の移管ができない
- 保管費用が高額 など
もちろん、セルバンクにもデメリットはあります。それは細胞そのものの質を下げるという問題ではなく、預けること自体の費用が高額になってしまうこと、災害等でセルバンクの施設に損害を被った場合、預けているセルバンクの会社が万一、倒産してしまったなどで預けた細胞が利用できなくなるという事態になる可能性があるということです。体にとってはなんのデメリットもありません。当院は20年以上実績のある医療機関です。どうぞご安心下さい。
ご利用の流れ
線維芽細胞移植術を受けて頂く方すべてにセルバンクは無料でご利用頂くことができます。
ご利用料金について
ご利用料金については現在のところ徴収しておりません。セルバンクだけの単独でのご利用はお断りしています。あくまでセルバンクのご利用は肌の再生医療を受けること、受けて頂くことによって運用しております。ですのでセルバンクの保管費用を徴収しない代わりに治療を受けて頂くことが必要なのです。
細胞の移管について
細胞の移管についてはできません。理由は保管細胞は特殊な環境下、厳重な管理下で運用しているためご要望があっても一切の移管はできません。予めご了承下さい。